2019年まで毎年、さいたま岩槻キャンパスでは学内の竹を活用した「地域交流イベント流しそうめん」を夏に開催していました。コロナ禍となってからイベントの性質上の実施は難しくなりました。
そのため2020年からは「できることをしよう」と考え、さいたま岩槻キャンパス内の竹林で切り出した竹を使って、レーン竹とそれを支える三脚竹でできた「家庭でできる流し素麺コースキット」を製作・配付することにしました。
2022年度も地域の皆さんに自宅で流し素麺を楽しんでもらおうと活動を計画しましたが、今年度は対面授業が中心となり担当教員の作業時間が確保できなくなったため、製作できる範囲の限定20組に配付となりました。岩槻区の情報誌「ら・みやび」で告知したところ20組はあっという間に埋まってしまいました。
完成した物から順次配布していきましたが、受け取った方々からは流し素麺を楽しんでいる写真が届き、各家庭で工夫して楽しんでいる様子がうかがえました。お子さまから直筆のお手紙をもらうこともあり、夏の思い出を作ってもらえてうれしいです。なお、使用した竹は希望があれば回収して竹炭にしています。
コロナ禍でこの形も3年目となりました。来年度以降のイベントもできるかは未定です。それでもできる形で地域との交流を続けていきたいと考えています。
※この活動は言語聴覚学科の櫻井健太専任講師が担当しています。
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ベランダで流し素麺 -
竹をつなげてロングレーン -
室内でプールを使って流し素麺