3月1日(金)さいたま岩槻キャンパスの体育館で、岩槻区内作業所の利用者と職員が集まり、合同防災訓練が実施されました。
作業所では訓練を実施しようとしても適度な大きさの場所がないため、さまざまな活動で協力していた本学の櫻井健太准教授に相談がありました。防災看護について授業を実施している看護学科の藤木眞由美准教授にも協力を依頼し、今回の合同防災訓練を実施することになりました。
当日は岩槻区内12の作業所職員20名と利用者34名が参加しました。目白大学からは教員2名、学生13名の15名が参加しました。
<今回の活動内容>
①さいたま市防災アプリの説明 ②防災ゲーム25
③簡易マスク作成 ④簡易トイレ作成 ⑤簡易ベッド体験
グループに分かれて活動する中に学生も一緒に参加して利用者さんのサポートを学びました。簡易マスクの作成では出来上がったマスクのサイズが小さく「子ども用だね~」と笑い合う場面も。そして「作ってみないともっと大きいサイズが必要ってことも分からなかった」という感想もあがっていました。
段ボールを使った簡易トイレ作りでは「新聞紙の補強をしただけでこんなに丈夫になるとは思わなかった」など驚きの声があがっていました。
実際に災害が起きた時に避難所には多くの人が集まります。作業所の利用者にとっては訓練をしておくことで落ち着いて行動することができます。学生にとっては実習以外でさまざまな方との接し方を学ぶ良い機会となりました。今後も継続して活動していきたいと思います。
この活動は言語聴覚学科の櫻井健太准教授と看護学科の藤木眞由美准教授が担当しています。
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ボランティア学生打ち合わせ
(右:藤木准教授) -
ゲーム25の様子 -
簡易トイレ作成中 -
簡易マスク作成中 -
さいたま市防災アプリ紹介 -
簡易ベッドの体験中