8月3日(土)、さいたま岩槻キャンパスにて、地域連携・研究推進センター岩槻分室事業「地域交流イベント流しそうめん」が開催されました。
2019年まで毎年恒例で行われていたイベントでしたが、コロナ禍での実施は難しく、ここ数年は家庭でできる流しそうめんキットを配布していました。今年は、5年ぶりにイベント形式での開催となりました。
7月の中旬から学内の竹の切り出し作業を行い準備を進めてきました。準備の際には、近隣の作業所ふくふく深町の利用者さんにお手伝いをしてもらいました。また、岩槻区の情報誌「ら・みやび」にイベント告知をしました。完成した竹を教員と学生で設置し、4本のコースの流しそうめん会場が出来上がりました。
イベント運営には学生ボランティア14名が協力してくれました。また教員スタッフとして言語聴覚学科の周英實専任講師、山田晃司助教、看護学科の藤木眞由美准教授、渡邉光代専任講師、鈴木友子助教、短期大学部ビジネス社会学科の柴田景子助教が協力してくれました。また受付として学生課職員、当日の飲料販売として学内のキャンパスショップにも協力していただきました。前日の8月2日(金)にはリハーサルを行い、準備万全で本番を迎えました。
当日は、猛暑の中にもかかわらず約100名の方々にご来場いただきました。小さなお子さまから高齢者、卒業生の家族も来てくれました。ボランティア学生からは「看護師を目指している小学生の女の子もいて、『同じ夢に向かってお互い頑張ろうね』と話ができてうれしかった」との声もあり、来場者との楽しい時間が過ごせて学生たちにとっても有意義な時間となったようです。
教員も学生も大忙しでしたが、来場者の笑顔がたくさん見られ、地域住民との良い交流の時間になったと思います。無事復活開催は大成功となりました。
イベント終了後に使用した竹は、自宅でも実施したいと希望された来場者にお渡ししました。また、岩槻区内の児童発達支援・放課後等デイサービス事業『BOOK』で流しそうめんを行いたいという依頼があったのでお届けしました。
今後は竹林整備の際に伐採した竹を順次、竹炭にして近隣の作業所の農園や、家庭菜園をしている地域住民の方に配布する予定です。
※この事業は、保健医療学部言語聴覚学科の櫻井健太准教授が担当しています。
-
猛暑対策でテントを設営しました -
麺を流す前には手を消毒 -
チームワーク抜群の調理担当教員! -
開始前の最終確認 -
ビブスや前掛けを装着して準備します -
この笑顔が何よりのご褒美ですね!