2019年まで毎年、さいたま岩槻キャンパスでは学内の竹を活用した「地域交流イベント流しそうめん」を夏に開催していました。コロナ禍となってからイベントの性質上の実施は難しくなりました。
そのため2020年からは「できることをしよう」と考え、さいたま岩槻キャンパス内の竹林で切り出した竹を使って、レーン竹とそれを支える三脚竹でできた「家庭でできる流しそうめんコースキット」を製作・配付することにしました。今年でこの活動も4年目になります。
岩槻区の情報誌「ら・みやび」で限定20組での告知したところ、あっという間に上限まで申し込みがありました。
そうめんコースキットの製作作業は以下の流れです。
- 学内竹林から2m、または3mの長さで竹を切り出します。
- 竹を半分に切ります。
- 節をハンマーで叩いて抜きます。
- 残った節をノミで削ります。
- さらに残った節をドリルで削ります。
- サンダーで竹のバリを取ります。
- 手やすりをかけて完成です。
出来上がったレーン竹を三脚竹とセットでお渡ししています。受け取った方々から、流し素麺を楽しんでいる写真が届きましたので第1弾の報告です。
来年度以降は以前のようなイベントも開催したいと考えています。どんな形でも地域との交流を続けていきたいと考えています。
※この活動は言語聴覚学科の櫻井健太准教授と作業療法学科の渕上真帆助教が担当しています。
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天気の良い日にお庭で! -
おじいちゃんも人生初の竹での流しそうめんです! -
上記③の節を抜く作業中
(手前:櫻井准教授 奥:渕上助教)