2月13日(日)に人間学部児童教育学科の小林恭子ゼミ3・4年生15名(当日学生スタッフ5名)が、佐藤重遠記念館講堂にて成果発表会(ミュージカルコンサート)を開催しました。
この開催のために、夏休み頃から4年生が主になって脚本・編曲・演出・振付・大道具・小道具・衣装・照明などを計画してきました。例年ミュージカルを行っており、昨年度はリモートミュージカル動画公開だったため、今年度はまずは対面で開催することを目標に、練習および準備を慎重に進めました。内容は、練習・本番時の感染症対策を第一に考えて、歌・ダンスがメインのミュージカルの流れに沿いながらも、テーマに沿った選曲でトランペット+サックスの五重奏やトーンチャイム演奏、ピアノ連弾など多様な編成でのコンサート・プログラムにしました。マスクをつけたままの歌唱やダンスは苦しかったですが、1人の感染者を出すことなくやりとげることができました。来場者のみなさまは例年に比べて少数でしたが、学生の熱演に惜しみない拍手をくださいました。
学生たちは、ミュージカルやコンサートの運営や出演に携わることによって大きく成長します。今年も、1月末より連日準備や稽古を行いましたが、感染症対策のため、長時間の練習が難しかったことから、4年生が主になって効率のいい練習プログラムを一生懸命考えて計画的に進めていました。また、照明や大道具・小道具など総合芸術は多種多様な準備が必要ですが、自分たちで協力しながら未知の分野についても勉強をして作り上げました。
昨年は新型コロナウイルスの影響によりさまざまなイベントが中止になってしまいました。このコンサートが無事開催できたことは、特に今年卒業する4年生たちにとって将来的にみても貴重な経験になったことでしょう。
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大道具・小道具も工夫しました -
管楽器による五重奏 -
楽しい振付も学生が考えました