11月2日(土)、人間学部子ども学科で「2024年度実習懇談会」を開催しました。当日は、保育所、施設の教職員の方々にお集まりいただきました。
第一部全体会では、学科長のあいさつから始まり、2023年度の目白大学の就職状況等が報告されました。第二部では、施設実習・保育所実習と実習種別に分かれて、分科会が実施されました。
保育所実習の分科会では「保育所実習Ⅰ」を経た学生に対して実施したアンケートの結果が共有され、大学として実習園にお願いしたいことや、学生が実習に対して抱いたイメージなどが報告されました。
2グループに分かれて実施された分科会では、実習日誌のIT化に向けた大学、保育園双方の考えの共有や、実習期間中の事務時間の確保等、活発な意見交換を行うことができました。
また、保育所からは、卒業後の進路や実習園の選択をよりスムーズに行うために、新しい就職フェア等の提案がなされました。
施設実習分科会では、実習担当教員のあいさつの後、本学のカリキュラムの説明がなされ、その後は2グループに分かれて実習に関する意見交換会を実施しました。
具体的には、実習記録の指導や実習の評価等、学生が前向きに実習に臨んでいくことができる仕組みづくりに関する意見を共有することができました。また、施設からは、就職情報に関する情報ルートを共有したいという要望や、実習に行く前に積極的にボランティアに来て欲しいという提案がなされました。
毎年多くの保育園や施設の方々にご参加いただいている実習懇談会ですが、本年度も情報交換の場として貴重なご意見をいただくことができました。保育士や施設職員を目指す学生の今後の指導について、実習先と大学が同じ方向を向いていけるよう、次年度以降も引き続き実施していきます。
ご参加いただいた実習先、および就職先の保育園、施設の皆さま、本当にありがとうございました。