人間学部子ども学科の山中智省専任講師が分担執筆した『ゆるレポ 卒論・レポートに役立つ「現代社会」と「メディア・コンテンツ」に関する40の研究』が刊行されました。

本書は、「ゆるく始めて、しっかり仕上げる」をコンセプトに掲げたレポートの入門書であり、その大きな特徴は、学生、院生、研究者が執筆したレポートのサンプルを多数収録している点にあります。最新の「現代社会」や「メディア・コンテンツ」を題材としたレポートの数々を通して、「レポートってどう書けばいいの？」、「どうやったら面白い研究ができるの？」など、学生の皆さんの素朴な疑問に答えてくれる一冊となっています。

本書の目的は、読者の皆さんの「レポート」や「論文」を読んだり書いたりすることに対する苦手意識をなくすことです。その方法として、まず、論文やレポートの基本を7つ提示します。次に、40個のレポートの例をお示しします。「どんなものを書けば良いのか」の参考にしていただけると思います。
（本書より）

なお、山中専任講師は「第3部 メディア・コンテンツについて考える」に収録されている「ライトノベルのコンテンツ生産力を支えるもの」を執筆しています。レポートや卒業論文の書き方にお悩みの方はもちろん、さらなるレベルアップを図りたい方も、ぜひお手に取ってご覧ください。

• 『ゆるレポ 卒論・レポートに役立つ「現代社会」と「メディア・コンテンツ」に関する40の研究』
• 編　　者：岡本健・松井広志・松本健太郎
• 発　　行：人文書院
• 発行年月：2021年11月