人間学部子ども学科の西山里利准教授 主著の『看護に活かすワークショップの進め方』が刊行されました。
より良いケアのためには、ユーザーの真のニーズに迫った看護用具・用品の開発が必須です。筆者らは、エンドユーザーである患者や看護師のニーズが反映された製品開発に向け、臨床と企業の連携支援をテーマに、約20年、研究してきました。
近年は、看護実践体験の言語化を図る手法として、ワークショップ手法の開発に取り組んでいます。本書は、ワークショップのうち、インクルーシブデザインワークショップに加え、筆者らが考案した患者中心型デザインワークショップを中心に解説しています。
看護分野のものづくりの他、業務改善等にも援用し得るワークショップとして、医療看護に携わる方、医療福祉系の企業の方等に活用いただける本です。
『看護に活かすワークショップの進め方』
著 者:西山里利、西山敏樹、塩瀬隆之、前田ひとみ
発 行:クロスメディア・パブリッシング
発行年月:2022年3月