7月30(金)、人間学部子ども学科西山里利ゼミの3・4年生17名が、岐阜県高山市の子育て支援の一環として運営されている「まちひとぷら座かんかこかん こどもひろば」を飛騨高山大学連携センターのサポートの下、遠隔で見学しました。
これまで、西山ゼミでは、3年次にゼミ合宿を行ってきました。目的は、子どもと家族の支援のための見識を深めることです。市内の観光地や子育て支援の場等をフィールドワーク後、子育て環境に関する課題を抽出し、検討した解決策を市の担当者に発表するというプログラムです。
昨年度からのコロナ禍により、これらの機会が奪われてしまいました。その代替として、遠隔による特別講義と見学を計画しました。施設情報をWebサイトから得て、事前質問を運営委員長の伊藤早苗氏にお伝えし、それを踏まえた講話をしていただきました。
後半は、施設をタブレットに映してもらい、現地の様子を見学しました。ゼミ生からは、妊娠中からの支援や、どうしても叱ってしまうという保護者に対する支援について質問があり、具体的な援助の実際をご説明いただきました。
親子の支援、外国人やアレルギー児の支援、数々の催し物等、当ひろばを拠点とした子育て支援の実際を知ることができ、保育者として、まちから支える視点も学ぶことができたことと思います。
これから、3年生は夏季休暇中に保育所実習、4年生は卒業研究論文に引き続き取り組みます。今回の学びを今後の活動に生かしていきたいと思います。
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運営委員長の伊藤氏による講話(遠隔) -
施設入口