子ども学科では、8~9月に予定されている「保育所実習Ⅰ」に向けて、「保育所実習指導Ⅰ」の授業を設けています。第13回目の授業では、各自が事前に立てた部分実習の指導案に基づいて、「実習生役」と「子ども役」に分かれてロールプレイングを行いました。
実際に「実習生役」になると、4~5人の小グループだとしても、緊張してしまい早口になってしまったり、「子ども役」の様子や反応をみながら進めることが難しくなったりと、想定どおりにいかないことに戸惑う学生もいたようでした。しかし同時に、「子ども役」となり他のグループメンバーのロールプレイに参加する過程で、新たな気づきや発見を得て、自分が立てた活動のねらいや内容、環境構成について、再考する姿もみられました。
8月中旬からいよいよ「保育所実習Ⅰ」が開始されます。コロナ禍で、実習施設での実習がかなわなかった学生にとっては、初めての実習施設での実習です。子どもや保育士とのかかわりを大切にしながら、今回のロールプレイングの経験をぜひ実習園での実践に生かしてもらえたらと期待しています。
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ドキドキの実演体験 -
グループでパネルシアターを実演 -
エプロンシアターを実演 -
代表者が実演のお手本を演じる -
大人数の前での実演も体験