人間学部

子ども学科

Department of Child Studies 新宿キャンパス

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子ども学科3年の「子どもの健康と安全」で健康教育の紙芝居を制作・発表しました

  • 紙芝居「たべたらどこにいく?」

人間学部子ども学科の3年次科目「子どもの健康と安全」では、幼児の健康教育として紙芝居を制作し、クラスで発表会を行っています。
コロナ禍の昨年度は新型コロナウイルス感染予防対策を踏まえたテーマに取り組みましたが、今年度は、身体の仕組みや働きに関するテーマで5月25日(木)・26日(金)に発表会を実施しました。

健康の維持増進は、まず幼児期から「自分の身体を大切に思い、身体の仕組みや働きに関心を持つこと」から始まります。身体の仕組みや働きの指導には、因果関係を理解し始める5歳頃が最適な時期とされています。また、この年齢では基本的生活習慣が確立する時期でもあります。このような重要な時期である5歳頃に、身体の仕組みや働きを知った上で、生活習慣を身につけていくことが重要です。

5歳児向けの紙芝居として、循環器、呼吸器、泌尿器、消化器、筋肉・骨、血液、免疫、ホルモン、感覚器の中からテーマを1つ選択し、指導計画を立案しました。子どもが意欲的に行動できるように、「身体の仕組みや働き」と「生活習慣や生活上の留意点」とを関連づけ、なぜしなければならないかについて、根拠を示した内容となるよう検討しました。
ミクロになった飛行船で消化管を旅して食べることの大切さを伝えるものや、睡眠中に分泌される成長ホルモンやメラトニンの働きを通して睡眠の重要性を教えるもの等、5歳児が楽しめるよう様々に工夫されたストーリー展開の紙芝居が仕上がりました。

このように、本科目では健康、安全について学びを深め、夏に実施する「保育所実習Ⅰ」等に備えています。

(科目担当者:西山里利)

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