人間学部子ども学科の3年次科目「障害児保育」では、障がいのある子どもや配慮の必要な子どもの保護者の心情を理解し、相談支援に関する実践力を身につけるため、保護者の相談事例を用いた演習を行っています。
6月26日(月)・27日(火)の授業では、ダウン症のあるお子さんをもつ保護者への相談支援の事例論文を用いて、保護者の相談内容を分析し、適切な支援を検討しました。
大きな模造紙を用いて、時系列ごとに相談内容がどのように変化していくかについて、「保護者の語り」の背景や心情を分析します。また、「保護者の語り」に応じて、どのような情報提供や相談などの支援が必要か、ということについて意見を出し合い付箋に記入していきました。
アナログな方法ですが、大きな模造紙を用いることで視覚的に変化がわかり、保護者のペースや時期に応じた支援について活発な意見交換が行われ、保護者の心情や相談に関する学びが深まりました。
(科目担当者:堂山亞希)
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時系列による語りの内容の変化の分析 -
教員の指導にも熱が入ります