人間学部

子ども学科

Department of Child Studies 新宿キャンパス

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子ども学科・西田ゼミの3年生が子ども体操教室を見学、子どもの運動について学びました

  • 見学で得た学びを生かし、桐和祭「子どものひろば」に向けてリズム体操を作成中です

5月から7月にかけて、人間学部子ども学科西田ゼミ3年生が、ネイス株式会社が運営する子ども向け体操教室「ネイス体操教室 立川ケヤキモール校」に見学に行きました。この教室では2021年度の西田ゼミ卒業生が教室長として勤務しています。

今回の体操教室見学を経て、気づいたことや感じたことが多くありました。

礼儀礼節について、子どもたちは習慣化され身についていると感じました。
たとえば、お話を聞いてほしい時に講師が「はい、お話しします」と言うと、子どもたちは背筋を伸ばし、聞く体制になり、話を聞く姿が見られました。また連絡帳のようなものを提出する際に、「お願いします」「ありがとうございました」と大きな声で言っている姿から、礼儀礼節が身についていると感じました。

そして、子どもに体操を教える際の講師の動きや言葉についてです。
子どもたちに動きを教える際に「ライオンみたいに」や「足のトンネル」といった、比喩や擬音を用いて伝えることで子どもたちがイメージすることができ、伝わりやすいということがわかりました。また、ダメな例を見せて、正しい動きとの比較ができるようにしていたことや、子どものなぜ?に一つひとつ答えており、感銘を受けました。子どもたちの理解は、子どもたちの理解力だけでなく、講師の指導の工夫によるものであると考えました。

さらに、子どもたちとの関わり方についてです。教室に初めて来た子がいて、状況に慣れず困惑している様子でしたが、その子に対して、笑顔で目線を合わせて会話をし、無理にやらせるのではなく「やってみる?」と声かけをしていました。さらに、その子に対して講師が付き添い、分からなくて孤立することがないようにしていて、子どもの気持ちを考えた配慮がされていると感じました。

今回の体操教室見学を通して、一番感じたことは、笑顔で関わることの重要性でした。講師自身が、子どもだけでなく保護者の方々にも笑顔で目線を合わせて接している姿などは、大きな学びとなりました。

(子ども学科西田ゼミ3年:森 安寧) 

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