10月7日(土)、子ども学科の専門教育科目「子どもと環境B」
5月に芋の植え付け・田植えを行い、秋の収穫を楽しみにしてきました。今年は暑い日々が長く続き、収穫ができるか心配していましたが、芋、稲共に十分に収穫することができました。芋掘りでは、絡み合った蔓(つる)をどけることに悪戦苦闘しながらも、
お米の収穫は、稲刈りから機械での脱穀までを行いました。後日、(脱穀せずに)持ち帰った稲を手作業で脱穀、籾(もみ)とりする体験もしました。割り箸を使い丁寧に稲から籾を外し、その後すり鉢と軟式野球ボールを使って籾とりを行いました。
稲刈り当日は機械で一瞬だった脱穀ですが、手作業で行う大変さを実感したようです。また、学生には脱穀する稲にどれくらいお米が実っているか予想したあと、実数を数えてもらいました。多くのグループが1000粒以下で予想したのに対し、実際は平均で2500粒程度実っていました。1株に実るお米の量を体感すると共に、お茶碗一杯分(約3250粒)には満たないことに驚き、収穫の大変さについても知ることができたようです。
(科目担当者:井門彩織)
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一面の稲穂たち -
初めての鎌 -
機械での脱穀 -
絡み合った蔓に悪戦苦闘 -
大きなお芋が土の中から -
手作業で脱穀……何粒とれたかな?