人間学部子ども学科では、保育現場における表現技術を磨くための授業を数多く開講しています。
今回は、その中でも「ピアノ演奏」を伴った音楽表現に関する授業、サポートなどをご紹介します。
(担当教員:佐藤雄紀専任講師)
ピアノの授業が豊富

例年、ピアノ初心者の割合は多いので、今弾けなくても、楽譜が読めなくても心配しないでください。1・2年次にピアノの基礎科目が開講されています。
2年次には必修科目「保育内容演習(音楽表現)」、さらに、3・4年次は、実習先の保育園や幼稚園からリストアップされた課題曲をサポートする授業が開講されています。
これは他大学にはない豊富さです。
2年生必修科目
「保育内容演習(音楽表現)」について

テキストは、佐藤専任講師が執筆・監修した『うたのミックスジュース こどものうた242』を使用。
佐藤専任講師が、長年ピアノを指導していて、こういう弾き歌い教本あったらよいなという思いや考え、教育法をすべて反映して細部まで作り込んだテキストです。全曲二次元コードの模範演奏・解説つきで、練習を重ねれば、必ず弾けるようになることをお約束します。
1月に期末発表会を実施
1月16日(木)、2年生が必修科目「保育内容演習(音楽表現)」の期末発表会を新宿キャンパス研心館にて実施しました。学生たちは童謡の弾き歌い、自由曲の2曲に挑戦しました。
充実したピアノの設備

個人練習室(ピアノを設置した防音室)が開放されており、授業の空きコマ、放課後などに本物のピアノで練習をすることができます。エアコン完備の充実の施設です。
4号館2階にあるので、受験生の方はオープンキャンパスの際に、ぜひ見学してくださいね。
丁寧な入学前教育
入学前からピアノを学ぶにあたって大切なことを学んだり、ピアノの準備を始めたりしていきます。音楽の基礎的知識を少しずつ学び始めることで、入学後に安心してピアノの授業に臨むことができます。
※入学前教育(入学前フォローアップ)は主に、総合型選抜や学校推薦型選抜での入学予定者が対象です)
アクティブ・ラーニング型の授業

アクティブ・ラーニング型の授業で、さまざまな進度の学生同士が教えあい、助け合うことを大切にしています。自分ができるようになったことを、わかりやすく子どもたちに伝えていく保育者を目指すうえで、とても大切な経験になります。
子ども学科の音楽教育では、何より音楽を通じた人間教育を大切にしています。コツコツと地道に取り組んだり、些細な変化に気付けるようになったり、美しいものに心から感動したり、人の痛みに寄り添ったりすることのできる保育者の養成を目指しています。